ましろの手術についてのご報告
❁❀✿預かりさとみです❁❀✿
ましろの手術についてご報告したいと思います。
7/24(月)23:46担当医からの電話で目が覚めました。
いつもの元気なハリのある声とは違って、
弱々しい低いトーンの声で、悪い知らせと察しがつきました。
午後から手術と聞いており、長時間の手術で疲労困憊であろうと思いましたので、
長くは話さず、迎えに行く日時だけ確認しました。
7/25(火)12:20病院の午前の診察が終わったあと、
担当医が時間をとってくれて、
手術がどのように行われたか説明してくださいました。
40分ほどかけて丁寧に説明してくださいました。
心臓の手術ということで、難解な単語があったり、
完璧に覚える事が出来てないかもで、
私なりの解釈になっているかと思います。
書ききれない事もあり、だいぶギュギュっと縮めておりますので
わかりづらい点もあるかもしれませんがご了承ください。
要約するとポイントは4点ほどあります。
①左前大動脈遺残という血管の奇形があったこと
(術前に確認済み)
②心膜に肺が癒着していたこと(想定外)
③右心室は生まれつき(胎児の頃からすでに)壁が厚く、
血流が悪く酸素がいきわたりづらい状態であること
④血管が体格のわりにものすごく細かったこと
↓
最終的に左心室が動かなくなったこと(原因不明)
①は想定内で、それだけでは大きな問題にはならないそうです。
②は想定外であり、①との兼ね合いもあり、術野が限られる状況となり、
拍動下手術となったこと。(通常は心臓の動きを止めて手術)
手術が開始して3時間ほどで問題の狭窄している部分を切って縫合し、
手術が終わりかけたのですが、血圧が戻らず。
もう一度やり直し、できる限りのことを深夜までやり尽くして頂きました。
最終的な原因はまだはっきりしておりませんが、
ポイントのすべてにおいて、健康な子とは異なる状況があり、
想定外の事案など、小さなことがいくつも重なったことにより、
結果的に心臓が動きを取り戻すことが出来なかったのかな、と理解しております。
担当医をはじめとするスタッフの皆様に感謝申し上げます。
ましろの為に莫大な費用をかけて頂き、
長期にわたり手術が可能か検討、準備していただき、
大勢のスタッフによる長時間に渡る手術など、感謝しても感謝しきれません。
このような結果になったことに、
私達はもちろんですが、先生もとてもショックを受けておられました。
ましろの手術から、沢山のことを学ばせてもらったとおっしゃってました。
最近のコメント