なづちゃん、
不安な顔をして
きゅんきゅん鳴いています。
不安だったよね、
寒かったよね、
こわかったよね…
迷子で保護されてから
1ヶ月の月日を保健所で過ごし
ご縁があって我が家で保護することになりました。
迷子として保健所に保護されたなづちゃん、
事故など大きな怪我もなく無事収容されて
本当に良かった。
なづちゃんは
保護された1ヶ月の間
コンクリートの冷たい床の上
毎日毎日飼い主さんのお迎えを待っていたんだと思います。
一緒に震災も乗り越えただろう飼い主さん…
どうしてお迎えに来てくれないの?
どうして探してくれないの?
停電が続いた寒い夜は
なづちゃんのぬくもりは
不安をぬぐいさってくれたはず。
ココロとからだを暖めてくれたはず。
大きな支えになっていたはず…。
いつまで続くかわからない余震、未来への不安に
ずっと側で寄り添って和ませてくれたのが
なづちゃんだったんじゃないのでしょうか…。
そんな風に考えると
何だか悲しくなります。
ジャガビー☆一家は
電気の無い、暖房のない3日間
5わんずと3人
リビングに身を寄せ合い
寝食を共にし
ずっと一緒に過ごしました。
続く余震に怯えるかえたん、
貧血と寒さに耐えたしおん、
みんなみんな
頑張って乗り越えました。
なづちゃんにも
支え合ったパートナーがいたんだよね?
なのにどうして?
それがとても悲しい。
県内保健所で保護された子の
いのちの期限は2週間。
もし、わんこが迷子になったなら
警察、市役所、保健所、
場合によってはとなりの地域の管轄の保健所にも
連絡を入れてください。
『きっとすぐに帰ってくる』それは違います。
すぐに探してあげてください。
運良く保健所で保護されても
そこにはいのちの期限があります。
迷子札はきちんとつけてあげてください。
なづちゃんは、
それがあればおうちに帰れた子です。
首輪にマジックで連絡先を書くだけでもいいんです。
わんこがことばを話せないからこそ
飼い主がしてあげるべき責任のひとつだと思います。
ペットも家族の一員です。
その小さないのちをもっともっと大切にしてください。
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