頑張ろう♪

わんこの保護は

毎度のことだけれど緊張する。

一般家庭から、

保健所から、

ブリーダーから、

いろんなパターンで保護しているけれど、

どんな場合も

引き受けてみないと

性格や病気は把握できない。

中でも

年齢がわからない、

病歴もわからない、

アレルギーの有無もわからない子は

慎重に観察する必要がある。

こちらが慎重に観察している

その数日間は

わんこだって同じ想い。

緊張して様子をうかがい

人を観察しています。

お互い探り合いの期間を経て

性格の把握は

少しずつ緊張がとけてから…に

なるかな。

病気の把握。

うちの保護っ子は

保護してしばらくは

隔離期間を設けて

他のわんこと接触を避けます。

それは

真菌や耳ダニ、疥癬など

他の子に感染させてしまう病気の可能性があるから。

致死率の高いジステンパーなど持っていたら

大変なことになります。

それを避ける意味で

隔離期間は大切な意味があると思っています。

これまでしっかりワクチンしていたのか、

ノミダニやフィラリア予防していたのか、

把握できていないのだから

注意するにこしたことはありません。

隔離期間と健康診断を済ませた子は

病気が見つかれば治療をして

避妊手術を行った上で

新しい家族を探します。

里親さまからは

避妊手術代と健康診断の費用を負担してもらっていますが、

治療に関する部分はすべて

ご寄付から捻出しています。

毎月のノミダニ予防やフィラリア予防も同様に

ご寄付により賄っています。

こうして健康状態や性格を把握してから

里親さんを探します。

なるべくその子の性格に合ったご家庭に託したいと考えてのことです。

例えば

噛む可能性のある子は

小さいお子様のいるおうちには

譲渡はできません。

わんこも性格それぞれ、

人にべったり寄り添っていたい子、

近くにいればそれで満足な子、

マイペースな子、

お留守番が苦手な子、

子供が好きな子、

人見知りの子、

素直な子もいれば

なかなか人を信じようとしない子もいる。

本当に様々です。

トイレをシートで完璧にできる子もいれば、

トイレトレーニングが苦手な子だっている。

それはその子の個性でもあるし、

環境で変わることもある。

変わることはあるけれど、

『確定』ではなくとも

現時点でのその子の様子を

イメージできるように

その子の様子を文字で写真で

伝えてくれるのが一時預りさん。

ケアして思ったこと、

気が付いたことは

遠慮なく書いてもらっているし、

里親希望される方も

その子の様子を

自分のおうちに当てはめて

考えてもらうことで

迎えるイメージがしやすいと思うのです。

預かりさんのブログをみていただければ、

人との生活に慣れていく様子が

見て取れると思います。

最初ネコをかぶっていた保護っ子が

だんだんに自己主張はじめて

可愛くなってきたところで…

本当の家族とのご縁がつながり

卒業して幸せになります。

そしてまた

その空いたスペースに

待機している子を保護します。

緊張のルーキーさん引き取りが

始まる。

私達の活動はそんな繰り返し。

いのちを預かることは

簡単なことではありません。

でもね、

幸せになった子の写真をいただくと、

次も頑張ろうという

大きなエネルギーになるのです。

いつもかわいい写真を送ってくれる里親さん、

行き届いたケアの 預かりさん、

医療費や物資のご寄付や

ブログのコメント

優しいメール

応援してくださるみなさま、

おかげさまでステイっ子達は

幸せに巣立っています。

ありがとうございます！！

写真は さんご と こはく の こはちゃん。

保護時のお耳のハゲはなんだったの？

今は耳毛も胸毛も

もっふもふの こはちゃん。

自己主張もしっかりしていて

遊ぼう♪と誘うんだとか

すっかり別わんこみたい。

こはくママさん、

可愛い写真をありがとうございまーす！！