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里親募集していると
いろんなお問い合わせがくる。
『トイレできますか?』 『しつけ入っていますか?』 『病気ないですか?』
ごめんなさい、
何回も同じような記事を書いていますが、
私のところに来る保護っ子は
ほとんどの子がしつけはできていないし、
トイレもトレーニング中の状態で、
それぞれ何らかの病気を抱えています。
そういったお問い合わせに関しては
当方の保護っ子は難しいとお断りさせていただいております。
繁殖引退犬はトイレシーツでトイレをするという認識がありません。
それはできないのではなくて、
そう教えられてこなかったのです。
当方で保護してから、トイレシーツでするということを
少しずつ勉強しているところです。
すぐに覚える子もいるし、
なかなか覚えられない子もいます。
それも個性だと思うし、
例えば父さんのしつけ方が性格的に合う子もいれば
私のしつけ方が合う子もいます。
社会化ってそういうもので、
時間はかかるかもしれませんが、
わんこはちゃんと理解してくれます。
最初からしつけができている子はたしかにお世話が楽だと思いますが、
できなかった子ができるようになる喜びを
その子と一緒に楽しむことも私はとても大切だと思います。
ほめて教えて、信頼関係を築いて一緒に達成する喜びは
何とも言えない達成感♪
里親さんたちから、
お散歩できなかった子がお散歩って聞くと今では玄関にすっ飛んでくるとか
お手やおかわりができるようになったとか
歯みがきが上手にできるようになったとか
たくさんの近況報告をいただくのですが
みなさま本当にしつけとコミュニケーションを楽しんでくださっています。
そしてどの子も繁殖引退犬だったなんて思えないくらいに
今ではすっかり家庭犬として家族のもとで幸せに
愛されて暮らしています。
前置きが長くなってしまいました…。
現在ヘルニア治療中の繁殖引退犬の おれちゃんは
パテラ(膝蓋骨亜脱臼)でもあります。
まだ健康診断を済ませていないので、
さらに別の病気が見つかるかもしれません。
でもね、それでもこの子を迎えたいと思ってくれる方と
いつか出会えるのではないかと思いながら、
今はこの子の身体の不調を取り除いてあげることが最優先。
ヘルニア治療は一段落しましたが、
パテラのこともあり針灸治療を継続しています。
おれちゃんじゃなくちゃイヤ!という強い思いの
おれちゃんを受け止めてくださる家族とのご縁を楽しみに
今は治療を一番に考え、
その時が来るまでのぞさんのお家でゆっくりご縁を待っています。
病気の子を迎えるのには金銭的、時間的余裕がないと難しいかもしれません。
でもね、じゃあ今健康な子がこれからも健康かどうかそれだって
先のことはわからない。
人間だって年を重ねたらあちこち悪いところがでてくるでしょう?
わんこだって同じこと。
シニアになれば病気もでてくるかもしれないし
若くても何かしら病気になることがあります。
だって生きてるんだもん、ロボットじゃない。
ゆっくりでいい。
病気と向き合って一緒に闘ってくれる家族を探そうね。
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