里親という選択肢。
わんこやにゃんこを迎えるときに
里親になるという選択肢が
もっと一般的になるといいなと思う。
そんな私自身も
成人して最初にわんこを迎えたとき
里親になるという選択肢を
知りませんでした。
ペットショップで買うものだとしか
思ってなくて、
そんな自分がまさかこんなことを言うなんて
なんだか申し訳ないような気がするけど
今こうしてわんずと暮らす私だから
少しお話させていただきます。
きっと大きな愛護団体も
私のような小さなところも、
いろんな事情でご縁があって保護した子達でいっぱいです。
自分が管理できるギリギリの数を保護して
それでも依頼が来てしまうと
ほっとけなくて、
さらにもう少し無理をしながら受け入れる。
できるだけ力になりたい。
でも、迷うこともある。
いろんな事情でステイする子達、
ステイに慣れてきた頃に
新しい家族が決まって
また環境が大きく変わることになる。
以前のおうち、
ステイ、
新しい里親さん…と
それだけでも3回家族が変わることになる。
大丈夫かな、
ココロが傷ついてしまわないかな。
不安や不信感を与えてしまわないかな。
そんな心配をしながら
『生涯最後の引越にしなくちゃ!』と
強い想いを持って慎重に選考します。
たかが犬とか猫と言う人には
お譲りしません。
たかがじゃなくて、
大切ないのちとして、
家族として大事にしてくれる人に
迎えてもらいたいのです。
病歴があるとか、
今病気だとか、
それも里親になる方には
大切な判断材料だと思います。
疾患によっては
これからの治療費、
これからの家族の生活に大きく影響します。
疾患によって手術で完治するもの、
一生うまく付き合っていかなければならないもの様々で
それらを考慮することは
その子と一生向き合っていけるかの
ポイントのひとつになります。
だけど、
予めわかっている疾患だけでなく
これから発症するもの、
年齢を重ねることででてくるものもある。
それは誰にもわからないけど
いつかそんな日が来ることも
考えてください。
それは、子犬だって、子猫だって
成犬だって、成猫だって同じです。
成犬・成猫は、赤ちゃんより
長い時間一緒にいられないかもしれない。
お別れするまでの時間が少し早いかもしれない。
だからこそ、
これからの時間を
楽しく幸せに過ごして欲しい。
濃いものにして欲しい。
こんな活動をしている人なら
みんなきっとそう思っています。
里親になるという選択から
救われるいのちがある。
限られたスペースしか持てない者として
里親さんが決まることで
また救えるいのちがある。
ペットショップ、
ブリーダー、
そして里親になるという選択。
数ある選択肢の中から、
ご家族みんなで話し合って
素敵なパートナーを迎えてください。
それが
わんにゃんらいふ。の願いです。
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こんばんは^^
先日は保護した子猫についてのぶしつけなお願いにご返信を本当にありがとうございました。
今日無事里親さんにお届けできました^^なつこい仔なので、すぐに家族に溶け込めそうです。
きなちゃんも、あずきちゃんもやさしい里親さんが見つかりますように。きなちゃん、膀胱炎、早く治るといいですね!
わんにゃんらいふさんも、お世話大変だと思いますが、どうぞご自愛くださいね!
これからもちょくちょくブログのぞかせていただきます。
投稿: Hutas mon | 2012年11月21日 (水) 00時01分