6月5日
6月5日、
夕方6時を過ぎた頃
ちいちゃんの発作がありました。
その時母さんは階段掃除の最中で
父さんに呼ばれて下に降りると
ちいたんが前発作を起こしていました。
前発作のちいに
父さんは意識確認のため
何度も名前を呼んで呼び掛ける。
ちいはアイコンタクトで
呼び掛けに応える。
2分、3分…
小さな痙攣が続く。
座り込んで歩けない。
そこから大発作。
体が固くなり、縮こまる。両足をバタバタしながら
低い声で唸る。
顔も、目の色も、
独特の発作の表情に変わる。
呼び掛けに反応しなくなる。
1分、
2分、
3分…
大発作の時間はすごく長く感じる。
ただ、時計の秒針を確認しながら
『大丈夫だよ、
父さんと母さん側にいるよ』
声を掛けながら
ふたりでちいを抱き締める。
4分、
5分…。
力が入って硬直していたからだから
急に力が抜けて、
意識も戻って
大きく呼吸を始める。
息を吹き替えしたように、深い呼吸。
そして続く後発作。
疲れてボーッとして
しばらくフラフラが続く。
1時間も経てば
いつものちいに戻るけど…。
できるなら、
発作を起こしてほしくない。
だけど、
発作が起きてしまうから
起きたときには
できるだけ側にいてあげたい。
苦しい時の時間を共有したい。
しおん、
大好きだよ。
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