うちのわんこ《しずく》
しずくは07年7月12日の夜、我が家で誕生しました。
母犬さくらの子返しの約束のために、時期が来たときにブリーダーさんに託し交配をし、生まれてきたのがこの子達3兄妹。
出産2日前のレントゲンでは、3頭お腹にいるが、内1頭は小さすぎて生きて生まれるかわからないと言われました。
そんな中、さくらは夜9時から11時までかけ、3頭の赤ちゃんを出産しました。
ブラックタンの男の子100g
チョコタンの男の子100g
そしてブラックタンの女の子80g…これが後のしずくです。
出産したさくらは『なんかヘンな物体が出てきた!!』とガタガタ震えだし、羊膜・へそのうを切るなんて考えもなかったようで…。
私達人間夫婦で羊膜を剥がし、羊水を出し、パピーのからだをタオルで擦りながら呼吸させて、へそのうを切りました。
パピーを見ると逃げるさくら。見かねたこゆきがパピーたちを暖め、世話をしてくれました。
粉ミルクと、時々さくらを押さえつけての無理矢理授乳。
こゆきがいてくれなかったら、パピー達の命はなかったのではないかと思います。
育児放棄なんてやっぱりさくららしい!私達は『さすがさくらだ、やってくれたな』と飽きれ笑い。
そんなさくら、1ヶ月くらいたった頃から、こゆきを見習いやっとパピーの世話を気が向いたときだけ始めました。
お兄ちゃんにはかなわないけれど、80gしかなかったしずくも元気に育ちました。
そして2ヶ月になった頃、チョコタンの子はブリーダーさんの元へ返し、ブラックタンの男の子は知人の家にもらわれていきました。
そして現在1歳を過ぎ、一番おてんばで気が強い娘になりました。
2.2キロの小さなからだで毎日ちょこまか走り回り、ママのさくらに甘えては『ガゥ〜』と言われてます。
誰より甘えん坊で、気がつけば誰かの膝の上で寝ている子です。
あまりの小ささと、毛量の少なさから何ヵ月ですか?と声をかけられることが多いしずくです。
さくらの出産に関して、当時の自分がブリーダーさんを信じ、他人任せの繁殖であったこと、今は後悔しています。
さくらはうちの子なのだから、ダックスの繁殖の知識も自分にも必要だったと思い、後から勉強をしました。
カラーによって、とても難しい事や、先天性疾患などいろいろあるんです。
そんな事も学びながら、現在に至ってます。
写真は1歳の誕生日のもの。我が家ではこうしてわんこたちもお誕生会をしています。
息子同様、私の子供達ですから。
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